「もしかしたら、自分はもう一生誰とも付き合えないかも」
自分を否定したり暴力を振るうパートナーとの別れを考えると、
こんな怖れを抱くことがあるかもしれません。
それは
「そんなことをする彼だけど、私を愛してくれている」
という思い込みからきています。
また「あの時」の、孤独でつらい時期に戻ることが怖くて
その関係にしがみついてしまうのです。
そしてその根底には「愛に飢えている」自分がいます。
でも実は、そのような関係を終わらせることは
「形だけのつながり」を手放すことにすぎません。
自分を傷つける関係にとどまっていると、
不安が増してしまい、
自分をさらに否定することになります。
たとえ別れた後に不安を感じたとしても、
それは「自分を守るために」前に進み始めた証です。
この別れは
「自分を否定したり傷つける環境」を離れて安全を確保し、
「自分のありのままを大切にする」チャンスです。
「愛に飢えている」自分をまずは守ってあげて、
そして自分で自分を認めて包み込んで愛してあげてください。
そうすると、本当に自分を大切にしてくれる人との出会いが
きっとあなたの前に現れます。
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