「自分が常に正しい」と思っている人は実は弱い人

「自分が常に正しい」と思っている人は
自信のある人に見えるかもしれませんが、
実は自分と同じ意見・価値観にとらわれてしまって、
相手を受け入れることができない人です。
本当は「考え方は人それぞれで1つだけではない」
という現実のありのままを受け入れられない
気の毒な人と言えます。
 
自分の考え方に固執してしまうのはどうしてなのか?
主な理由をいくつか挙げてみます。
 
1. 不安や変化への恐れ

多くの人は、未知のものや変化に対して不安を感じます。この不安から、自分が慣れ親しんだ考え方や意見に固執する傾向があります。新しい視点を受け入れることは、自分の安心領域から出ることを意味し、その結果、変化を避けるために自分の意見を守り続けようとします
2. 自己肯定感の低さ

自己肯定感が低い人は、自分の価値が他者に認められないのではないかという不安を抱えています。この不安を和らげるために、自分の考えを強く主張し、それに固執することで自分の存在を確認しようとします。これは一種の自己防衛であり、自信がないために他者の意見に耳を傾ける余裕がなくなってしまうのです。
3. 認知バイアス

人間には「確証バイアス」と呼ばれる認知バイアスがあり、自分が信じたいことや支持する意見のみを集め、反対意見や新しい情報を無視する傾向があります。これにより、既存の考え方が強化され、新しい視点や事実を受け入れられなくなることがあります。
4. 習慣化された思考

長年同じ考え方や行動パターンを繰り返していると、それが習慣となり、無意識的にその思考に固執するようになります。このような固定化された思考は、新しい情報や状況にも柔軟に対応できなくなる原因となります。
5. 社会的影響

周囲からのプレッシャーや期待も、固執の原因となります。特定のグループ内で同調圧力が強い場合、そのグループの価値観や規範に固執することが奨励されるため、個人が自分の意見や行動を変えることが難しくなります。
6. 認知的不協和

矛盾する情報に直面したとき、人はその不快感を軽減しようとします。この際、自分の信念や行動を正当化し、現実を歪めてでもその信念に固執することがあります。これも一種の心理的防衛メカニズムです。
 
これらの要因が複合的に作用して、人は自分の考え方から抜け出せなくなることがあります。
しかし、柔軟な思考を持つことで、新しいチャンスや成長の機会が広がるため、
他者の意見にも耳を傾ける姿勢が重要です。
 
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