■自己肯定感とは
ありのままの自分をこれでいいと思える気持ち
→自信とか、自分の優れているところを自慢することではない
自己肯定感が低いと
【ありのままの自分を受け入れられない】ということが起こります。
前回の記事で、その具体的なケースをお話しましたが、今回はその続きとなります。
ありのままの自分を受け入れられないと、
「自分なんかほめられるような人間ではない」
と自虐的になってしまうこともあります。
「謙遜が美徳」という考え方にも影響を受けているのでしょうが、
この感じ方だと自己肯定感はどんどん低くなっていってしまいます。
例えば、
「今日のその服、かわいいね」
と言われたときに、
「そんなことないよ」
と否定してしまったりするのは、自己肯定感が低くなっていることの表れかもしれません。
なぜ自己肯定感が低いと、自虐的になるのか?
それは、
1.自分を受け入れていないので「ありがとう」を言うことに抵抗がある
→ 「ありがとう」と言うことで、自ら自分の服がかわいいと認めたような気になるから
ありのままの自分を受け入れられないので、
客観的に見ても「かわいい」と見える状況が受け入れられないということが起こります。
自分なんて「かわいい」はずがない
と感じてしまうのです。
2.調子に乗って「ありがとう」と言うのは、はずかしいと思っている
→ 「相手はあいさつ代わりの社交辞令で、本気でほめているわけではない」
と思い込んでいる
これも、ありのままの自分を受け入れていないことから、
自分なんてほめられるはずがない
と思い込んでいるので、
そんな自分にありがとうなんて、あいさつ代わりの社交辞令で、
本気でほめてなんかいないと思っていて
ありがとうって言うなんて、調子に乗っているようではずかしい
と感じてしまうのです。
もし、これを読んでいる方で、思い当る節があるのなら、次のように考えてみるといいです。
「そんなことないよ」は謙遜ではなく、
相手のやさしさを否定して台無しにすること
相手としては、たとえ社交辞令だったとしても、「ほめた」言葉を
「ありがとう。うれしい。」と言ってもらうのと、
「そんなことないよ。かわいくないよ。」と、
「ほめた」言葉を否定されるのとでは、どちらが気分がいいかと考えてみれば、
「ありがとう。うれしい。」と返してもらえたほうが気分がいいはずですよね。
これからは相手からのほめ言葉は
【ありがとう】【うれしいです】で答えて、素直に喜びましょう。
次回も、ありのままの自分を受け入れられないケースをお話したいと思います。
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