相手への怒りを感じた時に自分を見直してみる

怒りとは、自己を守るための心のシグナル

怒りという感情は、自分の安全が脅かされていると感じたときに現れます。
これは、危険を感知し、自己を守ろうとする心の自然な反応です。
怒りは、私たちが無意識のうちに
「今、自分は守られていない、何かが間違っている」
と感じているサインなのです。

特にパワハラを行う上司やモラハラをする配偶者など、
すぐに怒りを爆発させる人々は、
実は自分自身が非常に困っていることや弱っていることを
無意識のうちに示しているのかもしれません。
彼らの反応は「自分を守るための心の叫び」とも解釈できるでしょう。

怒りを感じたときの対処法

相手の攻撃的な言動から「怒り」という感情がわき上がるのは、自然な反応です。
しかし、その怒りにどのように対応するかが重要です。
怒りには、自分自身が「困っていて助けが必要である」
というメッセージが含まれています。

だからといって、
納得いかない・理不尽だ・自分の方が正しい!
と相手に反撃して状況は改善するでしょうか?
おそらく多くの場合、相手もまた「攻撃された」と感じ、
さらに攻撃的になる可能性があります。
これにより、お互いの傷が深まるだけでなく、
お互いが消耗して、さらには解決には至りません。

そうするとまた自分が傷つくことになります。

しかし、それがわかっていても
その後何が起こっても
自分で責任を持つ
と腹をくくって反撃するという選択をするのであれば
それはそれで1つの方法なのかもしれません。

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内面の投影としての怒り

なので、いま現実で自分のことを悪く言う人がいるのであれば
それは
「相手が悪い・自分は正しい」
という善悪二元論にするのではなく

自分の心の中にいやされていないトラウマがあって
それが現実にリンクしている(投影されている)

と解釈してみましょう。
それは
「自分の心の中のトラウマをいやして、自分を大事にしてほしい」
というサインとも言えるのです。
そして、そんな相手に「怒り」がわくのであれば
それも【投影】なので
「自分に対して怒りを感じている」とも言えるのです。

自分自身に対して何が不満なのか、
どのような感情が自己の行動を動かしているのかを掘り下げてみることが大切です。

癒しと自己愛への道

なぜ「自分に対して怒りを感じている」のか?

トラウマがいやされぬまま残っていると
心は弱っているので
結果的に相手から攻撃されやすくなりますし
相手に対して怒りを感じやすくなります。

相手に対する怒りは
そうなってしまう自分に対する怒りが投影されているということです。

なので
自分の心の中のトラウマをいやせば
相手に対して怖れたり怒ったりすることが減りますから
結果的には自分を大事にして自分を愛することになるのです。

そして、心が強くなり、人間関係が改善される可能性が高まります。

愛と理解をもって自己と向き合うことで、
周囲との調和も生まれやすくなるのです。
怒りを通じて自己理解を深め、
より豊かな人間関係を築いていくことができるでしょう。

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