「評価」を手放す~自己肯定感について⑧

■自己肯定感とは

ありのままの自分をこれでいいと思える気持ち

→自信とか、自分の優れているところを自慢することではない

他人をリスペクトできれば、自分のこともリスペクトできる、つまり自己肯定感が高まる
(精神科医 水島広子先生)

とおっしゃっていますが、私も全く同感です。
ちなみにここで先生がおっしゃる「リスペクト」は「尊敬」ではありません

【無条件のリスペクト】

という意味で使っています。

・あの人は非常に決断力と行動力があるので尊敬します。
・彼女はとてもやさしくて思いやりがあるので尊敬しています。
・うちの上司はとても優れた業績を出す人なので尊敬しています。

というような使い方をしますが、いずれの例も

「優れている」から尊敬している
優れているという【評価】を下している

という意味になっています。

なので、「尊敬」するという意味をベースに相手を見ると、
自分から見て「優れていない」場合、
社会的に「優れている」という評価を得ていない人のことは
尊敬できなくなってしまいます。

■評価を手放す

評価を手放す

「優れた」といった「評価」を一旦手放して、相手のさまざまな事情に思いをはせてみる

(例)
どんな人にも必ずいいところがあるので、それを見つけて人を好きになるように心がけています。

優れたところを見つけるためには、相手に「評価」を下す必要があります。

それよりも、「優れた」といった「評価」を一旦手放して、相手のさまざまな事情に思いをはせてみるのがポイントです。

→同じ条件だったら、自分も同じようになっていただろう(イメージ)

 

★生まれ持った条件(環境・経験などなど)で生き方をしばられるのは大変なこと

・恵まれた環境の人
・運のいい人
・逆境を乗り越えられるだけの能力を持っていた人

人は自分ではどうしようもないことによって、生き方(条件)をしばられています

だからこそ「能力・優劣」の評価に注目してしまうと、
まるでその人が怠け者のように見えたり、
ダメな人間であるかのように見えたりするのです。

仕方がないよね。相手には相手の【事情』がある
と考えるようにしましょう。

 

こう思える時には、どんな人にも優しくなれるはずです。

人は社会的な立場や業績などとは関係なく、

それぞれが与えられた事情の中で一生懸命生きているからです。

もちろん自分も含めて。

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